ジクス株式会社

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画像処理技術による、印刷関連検査システムの開発・設計・製作・販売

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金属印刷用インライン・オフライン品質検査装置 Metal-vision

金属印刷専用に調整された照明装置、検査アルゴリズム(プログラム)制御方式

ブリキ板に印刷を行う金属印刷=メタル・デコレーティングでは、白色でインキタックを得やすく印刷適性の優れた紙と異なり、金属質が現れた表面や、ホワイトコーティングを施したとしても十分な白色度が得られない等、同じ印刷でも生産技術的には大きく異なります。
このことは、品質検査装置においても同様、金属印刷用には照明装置、検査アルゴリズム(プログラム)制御方式が専用に調整されなければなりません。

金属印刷用インライン・オフライン品質検査装置 Metal-vision

Metal-visionの特徴

1. 照明装置
金属印刷用検査装置の照明は、紙の場合と大きく異なります。
金属印刷物の多くは、サイジング処理(表面を研磨し目を揃える処理の事)されたブリキ板に直接印刷する場合と、下地ホワイトコーティングにより白色に塗装された上に印刷する方式に分かれますが、紙の印刷用に使用される照明装置では、サイジング部(金属部が粗く研磨された乱反射面)で安定せず、ホワイトコーティング部では色が沈み、良い検査が行えません。
Metal-visionではこのような金属印刷特有の現象に対応出来るように専用の照明を開発して高精度で安定した検査を可能にします。
2. 検査アルゴリズム
金属オフセット印刷の特徴は、材料費が高価な上その多くがワンパスではなく、複数回印刷機を通し、その度にオーブンで乾燥させる多工程であることです。
このため、品質検査を行う段階では、製品単価は非常に高くなっておりますのでここで検査装置が誤作動するようであれば、お客様へ出荷できるはずの単価が高い製品をアウトにしてしまい後工程での選別作業が大変になります。
Metal-visionでは、本当に得意先へ出荷できないものと、出荷できるが品質管理に後々使用するものとを分けられる実用的な検査アルゴリズムを採用し、生産能率を下げない検査装置を提供いたします。
3. カスタマイズ
紙の印刷品質検査装置以上に、カスタマイズされるべきなのが、金属印刷の検査装置です。
食缶なのか、飲料缶なのかそれとも雑缶なのか、内面コーティングが重要なのか、文字デザインが重要なのか等、その製品の用途によって後工程検査の有無によって何が欠陥ターゲットなのか大きく異なります。
Metal-visionは検査装置が有益に働くようにカスタマイズし、必ずお役立ちできる検査装置を提供いたします。
  • インライン品質検査装置 Metal-vision 基本仕様
  • 検査速度
  • 最高 7200枚/時
  • 分解能
  • 0.27mm×0.27mm
  • 板種類
  • ブリキ板 アルミ板
  • 板サイズ
  • 最大1150mm
  • 検査面
  • 片面仕様
  • 制御操作盤
  • 幅700mm×高さ1900mm×奥行600mm
  • 電源容量
  • 三相200V 2.2KVA
  • 操作パネル
  • 21.5インチ (タッチスクリーン操作)
  • 重量
  • 90kg
  • オフライン品質検査装置 Metal-vision 基本仕様
  • 検査速度
  • 最高 5000枚/時
  • 分解能
  • 0.27mm×0.27mm
  • 板種類
  • ブリキ板 アルミ板
  • 板サイズ
  • 最大1150mm
  • 検査面
  • 片面仕様(オプションで両面仕様)
  • 制御操作盤
  • 幅700mm×高さ1900mm×奥行600mm
  • 電源容量
  • 三相200V 2.2KVA
  • 操作パネル
  • 21.5インチ (タッチスクリーン操作)

*オフライン搬送装置本体は仕様により設計製作いたしますので、 別途お打ち合わせさせていただきます。

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