ジクス株式会社

照明装置＝最もカスタマイズされる必要があるべきもの マルチフレックスライト

検査装置のために専用に設計された、コンパクトな照明装置

こと枚葉印刷機インライン用に照明を考える時、私たちは照明装置こそ専用に設計されなければならないと考えています。

なぜなら、オフセット枚葉印刷機は精密機械で、カットされた不安定な紙を厳しい見当精度やさまざまな条件を維持しながら印刷しデリバリまで運ぶため、胴配列やグリッパーの位置等は計算され尽くして設計されています。言い換えればカメラの位置や照明の配置を行う場合にスペース等の制約が多く、検査装置にとっての条件は整っていません。
このような条件下で印刷会社様に投資していただく価値に見合った検査装置を設計した場合、照明装置は専用に設計されなければ、検査装置の能力は半分も発揮出来なくなります。

たとえば、実際のところ、照明が明るければはっきりと見える欠陥は検出出来ますが、紙に対する角度が考慮されていなければ、薄い水タレは大きくても見えなくなってしまいます。地汚れや用紙のキズやヘコミはもっと見えないでしょう。このような欠陥を見つけようとすれば、蛍光灯の照明装置ではかなり困難になります。
LEDだから良いわけでもありません。LEDライン形照明装置の多くは、不安定な紙の動きを捕らえすぎて、きっと検査装置のブザーは鳴りっぱなしになることでしょう。

わたしたちが印刷会社様にお納めする照明装置「マルチフレックスライト」は、専用に設計され、前述のような事がありません。これらは一例であり、印刷会社様の印刷機のメーカーやサイズ、種類お仕事の内容、紙の種類や厚みによって照明装置の設計は変わってきます。そして買っていただいた印刷会社様に有益であるためには絶対に必要な技術であると私たちは考えています。